はじめてガイド

一軒丸ごと片付けることになったら。

もし初めてそんなイベントに取り組むことになったらとても心配だと思います。

この記事はそんな方に向けて、プロの私が家族や友人にアドバイスつもりで書いています。

参考になれば幸いです。

このページでわかること

  • 片付けでやる作業
  • 自分で片付けるイメージ
  • 片付けを業者に依頼するときの費用感
  • 業者に依頼するときのメリット・デメリット、コツ
  • 当社のPR

 

片付けの作業

片付けは、いろいろな作業があります。

作業を理解していれば、業者に依頼する場合でも話しが理解しやすくなります。

 

仕分け

(仕分け)とは、家財の全てを「行先」ごとに分ける作業です。

具体的な仕分けジャンルは、

必要な物(貴重品、家で使う物、友達にあげる物など)

不用品(売る物、廃品回収できる物など)

ゴミ(不燃、可燃、粗大、資源など)

です。

 

梱包

(梱包)とは、運び出せるように準備することです。

具体的には、段ボールに入れたり、ゴミをビニール袋に入れたりします。

 

搬出

(搬出)とは、梱包したものを運び出すことです。

2階建ての一軒家や、エレベーターのない高層階では階段があるので作業が大変になります。

また運搬車の駐車場所までが遠い、砂利道で台車が使いにくいなど、実際に運ぶイメージで考えることがとても大切です。

 

運搬

(運搬)とは、梱包した荷物を運ぶことです。

一般的にはトラックで運びますが、DIY片付けの場合には自家用車でも問題ありません。

 

ポイント

一般的に「片付け」とは、(仕分け)(梱包)(搬出)(運搬)の全てを指します。

片付け業者に依頼するときは、(仕分け)から(運搬)までの全てが含まれます。

ただし作業の順番は異なる場合があります。

多くの片付け業者は、とにかく家財を運び出し(梱包、搬出、運搬)、運び出した家財を(仕分け)するパターンになります。

 

(仕分け)せずに運び出された資材は、全てゴミとして処分する場合もあります。

全てをゴミとした場合、全ての家財はゴミ処理業者に持ち込まれ分別されます。

悪意ある業者の場合は、儲ける(もうける)ために不法投棄する(不法投棄する業者に持ち込む)こともあります。

 

自分で片付けるイメージ

片付け作業は引越しに近いイメージです。

もし「自分で片付けられるかな?」と思うなら、その家財一式を全て自分で引越しすると考えてみます。

具体的には【梱包】【搬出】【運搬】するイメージです。

引越しのイメージできますか?

もし簡単にイメージできれば自分で片付けできるかもしれません。

DIY片付けにチャレンジしてみる手もあると思います。

 

引越しのイメージができないならば…

その時は、全てを自分でできないと思います。

助っ人と頼んだり、業者に依頼することを検討してはいかがでしょうか。

 

空き家を片付ける費用の相場は?

一般的な片付け費用(相場)は10万円/部屋と考えていいと思います。LDK(DK)は1部屋と考えます。

なので3LDKの相場は約40万円です。

業者により料金設定は異なり、ゴミの処分、不用品の買取りなどで総費用が大きく変わります。

当社の場合、相場より安くなる時が多いですが、条件により高くなる場合もございます。

 

当社の実例

茨城県つくばみらい市(N様)の場合

対象の家屋: 3LDKの一軒家(庭付き)

荷物の量: 比較的少ない~標準程度

片付けの期間: 余裕がある

片付け費用: 35万円

お買取り額: 18万円(+お車の買取り20万円)

こちらは、ご家族の転勤で家を売却するので片付けるというご依頼でした。日常生活品、台所道具、家具、家電などはほぼ全て残されており、服などは少ない感じです。他業者さんのお見積りは総額25万円(買取り含む)とのことで、当社は35万円(ただし買取りは片付けの仕分けが済んでから)という条件でした。当社の買取額が10万円を超えれば、他社より安いことになりますが、お客様は買取り額が10万円になれば良い方(お車を含めて)だと思っていました。

お客様は、「リユース、リサイクルすることを丁寧に説明してくれる(本当に有効利用してくれる)から」という理由で当社にご依頼いただきました。ひと通り仕分けしをし終えたところで半日かけて丁寧に査定をしたときはドキドキしたそうです。査定前に「家財は5万円になれば」と当社に話していたので、高くて5,6万円だろうと思い、予想額を言ったことを悔やんでいたそうです。しかし予想に反して18万円でお買取りとても喜んでいただきました。

お車は、町中の買取店に持ち込んだときに良くて2,3万円と言われていたそうです。お車は、当社がいつも頼んでいる車屋さんをご紹介し直接査定いただきました。結果、20万円で交渉成立し、こちらもお喜び頂きました。

片付け費用(買い取りを含む)が25万円くらいになると覚悟していましたが、結果は、片付け35万円、家財買取り18万円、お車買取20万円で買取り額が3万円上回りました。

 

ときどき「とにかくザックリでいいから値段教えて!」と言われますが困ります。

当社の特徴は、片付け費用は相場並みのお見積り、買取りを徹底査定で強化することです。

よくある他社は、表面的に片付け総額を安く、買取りは総額に含めてごまかしてしまうパターンです。

 

どんな片付け業者にも当てはまる相場はありません。

業者の取り組み方で大きく違うからです。

当社は、お客様、地域社会に笑顔になってもらうことはもちろんですが、当社自身にも適切な利益が残るように考えています。

きっちり片付けはやらせていただき、その中でプロとしてお客様の不要品という資産を守り(適切な評価をして)総額を抑える努力をしています。

 

空き家の片付けを業者に依頼しますか?

空き家の片付けを業者に依頼する場合のメリット、デメリットを考えましょう。

業者を利用した際のメリット

労力負担が軽くなる

家財を全て搬出する「片付け」は、引越しのような力仕事も多くあります。作業に自信が無ければ業者を利用しましょう。

空き家が遠い場所でも安心

空き家が自宅から遠い場合、多忙で作業時間が取れない方も業者の利用がスムーズです。

業者を利用した際のデメリット

費用がかかる

デメリットと言えばお金がかかることですが、自分で作業してもお金はかかります。良心的な業者に出会えれば費用を抑える相談にも乗ってくれます。そうすれば費用はさほど大きなデメリットになりません。

一度回収されたら戻らないかも!?

一度回収された物が戻ってくることはないとお考え下さい。回収品には、しばしば、へそくり(現金)や、ネックレス・指輪(貴金属)などが含まれます。そのような貴重品が回収された場合、「当然返品される」と思っている方が多いのですが、回収業者は気が付いても気にせず(むしろ率先して)回収します。お客様も気づかれず、高価なものを回収できるチャンスとして、業界では「宝探し」と言われています。

お客様本位の良い業者が少ない!?

必ずしも一発で良い業者に巡り合うとは限りません。業者の性格を見抜くことは難しいことですが、良い業者は下見から丁寧です。ヒアリングもそこそこに下見を終えるようであれば、面倒でも他の業者にも見積もりを依頼しましょう。

 

業者選択

良い業者とは、どの様な業者でしょうか?

とにかく料金が安い、コスパ重視、リサイクルで物を大切にしたい など良い業者の条件はお客様により様々です。

 

必ず気を付ける点は、ゴミを不法投棄・違法処理しないことです。

最終的にお客様の家財が不法投棄された場合、(お客様がその事実を知らない場合でも)お客様は不法投棄した責任を問われることになります。

 

片付け業界には悪しき習慣があることも事実です。

それは「宝探し」に代表されることです。

「宝探し」が当たり前すぎて、当然の権利のように思っている場合もあります。

 

業者を選ぶコツ!

「宝探し」をしない、不法投棄をしない良い業者は、どのように選べばいいのでしょうか。

ズバリ!

家財を大切にする業者は一つの目安になります! 

家財は、例え不用品でもお客様の大切な資産であることをしっかり自覚していることが大前提です。

丁寧に扱う(丁寧に買取り査定する)ことは基本中の基本です。

リユース、リサイクル事情の専門家であることも当然のことです。

 

作業日数も一つの目安になります!

何かと理由を言って作業を早くしたがる(1日で作業を終わらせたがる)業者は要注意です。

当たり前ですが、早くすればそれだけ余裕をもって作業者、トラックを用意することになり料金が割高になります。

割高な料金設定でどんどん仕事をこなしたいからか、1日で片付けを終わるのが当たり前のようにしている業者もいるほどです。

本当に急ぐ片付けですか?

急ぐのはお客様の都合ですか? それとも業者の都合ですか?

 

はやい、やすい、何でも回収!?

私は、この三拍子がそろっている業者を知りません。耳触りは良いですが、私は推奨しません。

「早い」場合は、料金が安くなることがありません。

「安い」場合は、日程が早いことがありません。

「何でも回収」する場合は、早いのですが割高(宝探しねらい?)です。

 

当社の特徴

ここからは、当社のCMです。

当社の特徴はバランス型です。「早い」「安い」「何でも回収」のバランスを考えています。お客様の都合を聞いた上で、最も効率が良い提案を致します。ニーズが多いのは、次のようなスタイルです。

内容:

・家財を残すもの、回収品、ゴミに仕分けをする

・回収品はすべて撤去する

・ゴミは自治体ルールに従い袋などにいれてまとめる

・空き家の簡易清掃(掃き掃除程度)

・エアコンの無料撤去

回収品の処分方法:

・海外リユース(タイ、フィリピン、南米、ブルガリア、アフリカ諸国など)

・国内リユース

・材料リサイクル

※売却できない場合でもリサイクルできる場合は、ゴミにせず資源として活用いたします。

作業者:

・代表の中村が基本

・必要によりスタッフ+1名(通常1名、最大2名)程度

作業日数:

・3LDKで約5日程度

料金:

・作業料金+必要経費-回収品の買取額

報告:

・毎日の報告(メール、LINE)、回収品のリユース、リサイクル報告

ゴミの処理:

・お客様

※ご希望があれば、クリーンセンターで処分するお手伝いサービスいたします。

※ご希望があれば、粗大ゴミの手配いたします。